(20181030の記事)
なんとか絵は完成したけど、その他が全く準備できずに販売まで持っていけなかった(;´Д`)遅れを逆に利用して今年中の販売に向けて何をしようか考える。
前回の記事:エロ同人CG集を完成させるという強い意思(仮)
目標の変更
前回、エロ同人CG集を完成させるという強い意思(仮)では何とか2018年10月中にネットショップに並べようとあれやこれやしていたが、どうしても時間が取れなかったり、いくつかの描き直し・追加をしていた影響でスケジュールが破綻してしまった。
10月販売する!なんて息巻いていてなんと恥ずかしいことか( ^ω^)・・・
今年初めの目標では3作なんて意欲的な目標を上げていたけど、見通しの甘さが露呈してしまったのもイタイ。
どうもこういったものを何度も変更するのは、かっこ悪いし、今後の活動への悪影響があると思うので、「今年中に1作販売する」という結構甘い条件に落として、少なくとも質を確保しつつ、いい加減目標を達成しようと思う。
小さいお化粧
エロサイトを見ていると、やっぱり煽りだなぁと強く感じる。上手・下手の評価は後からついてくるし、エロいなら継続して売り上げが上がる。内容にしても話題のテーマを入れたり、その作品で最高の出来のCGやシーンを一番前に置いたり、ほとんど詐欺のような文章をでかでかと書いたり、商品をよく見せようとしている。
自分はこういった当然の「努力」を怠る傾向があるので、中身の充実も大切だけど、こういった「お化粧」を今回はしようと思う。
レンタルビデオ屋やエロ本屋(最近は少なくなった)を思い描くと、ぱっと見て、瞬時に手に取ってレジに向かうのは男なら誰しもわかると思うし、高々1000円くらいの商品をじっくり嘗め回して買うか買わないかを迷う層のことはあまり考えなくていいのだろう。
だから、ぱっと見を重要視する。
具体的には
印象的なサムネイル
表紙用一枚絵
題名と煽りテキスト
の作成を軸に、この作品がいかにエロく買おうか迷うあなたの下半身と頭の奥を熱くさせる方法を模索したい。中身を100エロとしたら200エロになるようにしたい。
一応、本体の質・量は共に標準以上を確保しているので、いかに手に取って、買ってもらうかを考えてデコレーションする。
販売・宣伝方法 現状
はっきり言って自分の絵柄は流行の感じではない。かといってニッペルフ自身が有名でもなく、超絶技巧でもなく、特定のフェチズムの傾倒したエロでもない。自分がバイヤーでこれを販売することになったら悩むだろうし、実際悩む(;´・ω・)
こういったネットを含む王道営業を考えると、自分が編集、販売や代理店側だったら作家さんには当然やってもらうだろうけど、自分がコッソリやっているエロ同人作家の立場では時間が限られている中で大々的に行動できないし、金もない。
なるべく手間をかけずに、効率的に閲覧数を稼ぐ方法で発表後1か月程度は広告を打っていくことにした。
宣伝としてのpixiv利用
ニッペルフの主なSNSの利用はTwitterとpixivで、宣伝(と言っても途中経過をちょっと貼る程度)も兼用しているが、エロは普通の絵と比べると閲覧が伸びるが、アクティビティは停滞している(数字的にはだいたい1%くらい)。これは5%超えの概念に書いたように5%を好調の目安とすると、失敗している。
おそらくアカウントとしてテーマを広くとって活動しているため、エロが欲しい人にうまくタッチできてないのかなぁと感じる。
しかし、広告と割り切るとそう悪いことはない。少なくともより多くの人に見てもらえることが広告の第一目標なのだから、販売やリンクへのジャンプまで行かなくとも頭の片隅においてもらうことを考えたい。
もちろん規約に反したり、同じ絵を何度も投稿するのは下策なので、日に一回投稿で少しでも異なる形のものを1か月程度継続的宣伝してみようと思う。
他のエロ系サイトやTwitterの傾倒なども考えたが、SEOをエロ関係に絞って統計的に観察してみると閲覧数の割にCTR(リンクのクイック率)は良くないし、どの場合も「購入」という行動にうまく関連せず、その絵や動画で終点になってしまっている。また、強く誘導するとアカウント・投稿削除と言った危険が高くなっている。さらに、無作為投稿・広告はどうしても無関係視聴者のヘイトを呼ぶし、ヘビーユーザーはどうしても無料・違法サイト側に流れて利益化できない実態があるようである。
自分の現状の立ち位置では、専従して動けないので、日に一回とか5分10分程度の労力を維持しつつ、宣伝・投稿するのが無難だと感じた。
広告費を考える
エロCGを「売る」のだから、金をかけて広告するのも一案であると思う。
そのため、お金を使うかどうかはず~と迷っている。試しに100万程度突っ込んで、150万程度効果があればいいが、ネット広告でイマイチうまくいっているという話を聞かないので、う~んという気分であるが、試してみたという欲もある。
例えば、pixivの広告でバナー広告を1か月150万と想定しても、バナーの想定クイック率が0.01%と閲覧数(アクティブユーザー数)が多い割にアクティビティが極めて悪い。つまり、必要以上に多くの人に「嫌われている」。
これは明らかにターゲッティング、つまり顧客の分析ができていない悪い例になるんだけど、なにもpixivだけが悪いのではなく、同じような広告の問題はSNS、ネット販売サイト全体に言えるようである。
さて、実際ニッペルフのエロCGをヘンタイ紳士に売りつけようとすると、上記の様にサイトから直接バナー型にすると、実力的にヘイトが溜まるので良くないことは見え見えだし、ギャンブルに150万円も使いたくない。
そこでgoogle adsなどの検索サイトからの広告が一番いいのではないかと思う。まだ調べきっていないが、経験(失敗込み)として5~10万くらいならギリギリ笑い話ですむし、ブログのネタにもなるのかもしれない(その記事にはアドセントを付けたりw)
12月までに、大枠の要綱を決めて(するかしないかを含め)、投資してみようかと思う。
販売目標
1作目の自己評価では予想と現実が大体一致したが、できれば今回はそれを覆してよりいい数字を得たい。
かといって低すぎる予想をして、結果に喜ぶのも間抜けなので、希望を突き放した広告予想成果と実売を想定してみる。
現状pixivのエロ側IDニッペエロ~フはほぼ無名IDであり、関連性からアクセスを取ることはできない。そのため、ほぼ純粋に投稿広告のみの効果を想定する。
一回の投稿で平均して約1500ビューがあり(エロでは少ない)、バウンスレートは95%(つまり別の絵も5%の確率で見てくれる)で3回以上の複数リンクはないと考え、1か月の連続投稿の乗数効果を考えると約1800ビュー/投稿(e=1.2)となる。一連の広告行動により54000回(=1800×30)となる。そのうち、外部リンクCTRを1%(エロ特殊想定)として、検討購入によりさらに半分(ちょっと強気)とすると270DL(=54000×0.01×0.5)が概算される。
また、同様にTwitterや他サイトの投稿合わせると10000ビュー程度(やる気に依存するのでかなり揺れる)とすると50DLとなる。
合計として320DLが目途となり、わかりやすいように300DLが現状のニッペルフの限界売り上げとなる。
…ということで、第1作で3か月で大体100DLは予想通りで、今回も同じように計算すると300DLが勝ち負けの山になる。(20191008追記:発売から8か月経過で合計250DLで大体想定した通りになった)読んでいただいた方の中では、売れなさ過ぎて(ワロス)と思う方もいるかもしれないが、販売サイト側の統計、中央値概算(3か月自己集計でサンプル数500作品×3回 2社合計)からみても、この程度で平均よりも少し抜けている程度の売り上げとなり、よくある10000DLなんかは1%以下の特別なものと見たほうがいい。
売れるかなぁ売れないかなぁというのはやっているとワクワクして面白い。
でも、やっぱりたくさん売りたいし、否定も含めて評価が欲しいなぁと思う。がっつりやっている方々からするとまどろっこしいと思うかもしれないが、趣味の一環とするとかなりいい遊びなんじゃないだろうか?
というわけで、発売したら買ってね💓
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